メディシステムソリューションが販売する病院eラーニング「Baritess(バリテス)」は、病院内の集合研修や未受講者のフォローなど、煩雑な講習者管理をおこなうことができ、院内の研修実施をサポートするソフトとなっています。
引用元:メディシステムソリューション(https://medi-system.co.jp/)
まず、Baritessの大きな特徴として、オンプレミス型のシステムであることが挙げられます。オンプレミスとは、施設内に物理的な機器を導入して運用するシステムのこと。メリットとしては、機能の柔軟性が高いことです。病院内で運用している既存システムと同一のネットワーク内に設置されるため、すでに導入しているシステム、例えば電子カルテシステムなどとも融合させやすく、大量のカルテデータを持つ病院等にも適しています。また、機器類を病院内で管理するため、情報漏えいといったリスクが起こりにくく、セキュリティ面でも優れていると言えるでしょう。
Baritessでは、忙しい日常業務の中、研修の資料づくりにまで手が回らない、というお悩みにも応えた機能を搭載しています。まず、一つ目の機能としては、現在使用している研修資料のドキュメントファイルや動画を教材として登録する事が可能なので、新たに作成をする必要がありません。二つ目として、Baritessは、全国400以上の病院で稼働する、病院グループウェア「CoMedix(コメディクス)」、インシデント管理システム「ファントルくん」といったメディシステムソリューション製品と一体型として動作するeラーニングシステムだということです。マスターを共有しているため、資料の整理やどの資料を使用するかなども簡便に操作が可能です。
医療機関として重要な感染対策。そのため、集合研修は避けたいといったケースもあるでしょう。Baritessは、まさにそうしたケースに最適なソフト。講座を動画で作成することによって、各個人のデバイス上での受講が可能になるのです。また、定員や回数、教材の閲覧からテストの実施まで、すべて管理画面で操作が可能、リアルタイムで受講状況の把握までできます。もちろん、集合研修にも対応していて、集合研修の申込みからさまざまな管理もできます。
メディシステムソリューションは、1998年に病院への電子カルテ導入コンサルティングの企業として創立されました。2005年に病院グループウェア「CoMedix(コメディクス)」を、2007年には医療安全に関する意識の高まりを受けてインシデント管理システム「ファントルくん」を開発しています。その後もBaritessなど、病院業務をサポートする数々のシステムを生み出し、全国400ヶ所以上の医療施設で、10万人以上の医療従事者に利用されています。(2023年1月時点)
※参照元:メディシステムソリューション公式HP (https://medi-system.co.jp/case/caselist.html)
Baritessは3密を避けた動画研修に力を発揮します。資料作成も簡便で、リアルタイムで講習者の状況が把握できますので、面倒な管理業務も省力化できます。また、集合研修でも、研修者受付、アンケートなど、多彩な管理機能を持っていますので、院内研修管理に優れたシステムと言えるでしょう。
医学の基礎知識が学べる
看護師や薬剤師をはじめ、MR、医療機器メーカーの営業、医療の研究開発職など、医学の基礎知識を必須とする人材育成におすすめのeラーニングをご紹介します